スケールについて(Ver.1.1)かなり割り切り版 |
スケールとは・・・・音階のこと。ある一定の決まりにそって、音程の感覚を取り、並べたもの。 ロック・ポップやるなら、とりあえずメジャースケールだけ理解すれば大丈夫。 他にもスケールはありますが(ブルース・ペンタ・沖縄等)、 全てメジャースケールとの比較で説明できます。 メジャースケール…ドレミファソラシドのこと。 西洋音楽はすべてこれで成り立っている。 覚えればいいのは、 ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド 1音 1音 半音 1音 1音 1音 半音 ←間隔は一緒 の並び方だけ!! あとは全て平行移動でOK。ちなみに上のはKeyC(ド) 例)KeyD(レ)なら レ ミ ファ# ソ ラ シ ド# レ 1音 1音 半音 1音 1音 1音 半音 ←間隔は一緒 つまりこの並び方を C(ド)から始めれば、KeyC #0個 D(レ)から始めれば、KeyD #2個(ファ・ドに#) E(ミ)から始めれば、KeyE #5個(ファ・ド・ソ・レ・ラに#) 他も全て同じ。 実はただこれだけのことです。 弦楽器なら、一箇所でメジャースケール覚えたら、 あとは横への平行移動で全てのキーが弾ける!! ちなみにマイナースケールは・・・ メジャースケールが"ド"から始めたのに対して、"ラ"からはじめたもの。 ラ シ ド レ ミ ファ ソ ラ 1音 半音 1音 1音 半音 1音 1音 ←順番変えただけ 同じ音を使っているのに、"ド"からはじめると明るく感じ、"ラ"から始めると暗く感じる。 違いはそれだけです。そしてメジャースケールと同じく全て平行移動。実は簡単です。 ちなみに某TK氏は、メジャーマイナーの区別は、あんまり考えていないらしい。 とりあえず覚えなくても、そのうち自然に理解するから大丈夫かも。 一番重要な事・・・メジャースケールを構成するドレミファソラシの7つの音には、 それぞれ意味・役割があります。 (ここで言うドレミファソラシは、絶対的な音程ではなく相対的な音程:KeyDの絶対レは、相対ド) 色を言葉で説明するのが難しいのと同じように、 これらの音を言葉で説明するのも難しいです。 それは、人によって色の感じ方が少しづつ違うように、 音にもそれぞれの主観というものが、無意識のうちに加わってくるから。 そして、それが音楽を演奏する上での、個性の一つになってくるのだと思います。 これらの音の意味は、1日意識して楽器を弾けば少し見えてきます。 でも、1年・10年やってきた人のそれとは、一つ一つの音に対しての深みが違います。 よって一生楽しめます。 理解してくれば暗譜等も丸暗記ではなくなるので、非常に楽!! 意味わかんない!!音の意味の触りだけでも教えろ!!、って人は、ADまで。 ちなみにジャズとは・・・音の意味を理解し、さらに和音となったときの響きも体に覚えこませ、 それらを即興演奏で表現するとてつもない音楽。 ●ギタリスト・ベーシストへ 上でも述べたように、弦楽器は全て平行移動でOKだから、 一つ一つの音の意味も理解しやすいんです。 分かってくると、コピーするとき非常に便利だし (難しいフレーズを簡単にしたり、米澤田中両名多用)、耳コピもぐんと楽になり、 オリジナルなんかも比較的簡単につくれますよ。 ●キーボーディストへ 鍵盤楽器は黒鍵があるため、弦楽器に比べて平行移動を理解しにくい楽器です。 キーボの移調機能を積極的に使って、全ての曲を白鍵のみで弾くようにすると、 7つの音の意味は早く理解できます。ADは全部それで弾いてます。 そのへん詳しく知りたい人は、ADまで。ほんと便利だよ。 |